12/15 下げすぎな株

<7050> Fインタ         2275   -148 ( -6.1%) 

フロンティアI---大幅に反落、23年4月期上期の営業利益26.7%減、前年の反動


<7050> フロンティアI 2438 -324
大幅に反落。23年4月期第2四半期累計(22年5-10月)の営業利益を前年同期比26.7%減の10.26億円と発表している。前年に発生した東京五輪パラリンピック助成金の事務局案件の反動で減益となった。ただ、主力のイベント領域がリアルイベントへの回帰で堅調に推移したほか、ワクチン関連の案件なども業績に貢献したことから、会社計画(38.3%減の8.65億円)を上回った。通期予想は非開示。


<3134> Hamee         722   -125 (-14.8%) 

Hameeが急落、新型iPhone向け商品が振るわず23年4月期業績予想を下方修正

 Hamee<3134>は急落。14日の取引終了後、23年4月期の連結業績予想について、売上高を159億3200万円から140億9800万円(前期比5.1%増)へ、営業利益を22億9300万円から10億1400万円(同53.9%減)へ、純利益を15億7500万円から7億6400万円(同56.1%減)へ下方修正しており、これが嫌気されている。

 モバイルライフ事業で、iPhone14シリーズの需要が想定より伸び悩んだことを受け、新型iPhone向け商品が振るわず卸販売、小売ともに影響を受けたことが要因としている。また、コスメティクス事業において、主力商品群と位置付けて開発を進めていたスキンケア商材のリリースが当初予定の4月から9月へ大幅に遅れたことなども響くとしている。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高66億3300万円(前年同期比11.5%増)、営業利益5億7400万円(同49.4%減)、純利益4億9500万円(同47.5%減)だった。


<4934> Pアンチエイ       2165   -500 (-18.8%) 

PアンチエイがS安ウリ気配、主力製品不振で23年7月期業績予想を下方修正

 プレミアアンチエイジング<4934>はストップ安ウリ気配となっている。14日の取引終了後、23年7月期の連結業績予想について、売上高を370億円から300億円(前期比11.5%減)へ、営業利益を30億円から15億円(同37.9%減)へ、純利益を18億2000万円から8億2000万円(同42.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 クレンジング市場及びバーム剤型の競争激化が継続しており、主力の「デュオ ザ クレンジングバーム」の通信販売及び卸売販売がともに減少したことが響いた。また、オンライン広告環境が悪化していることを考慮し広告投資を抑制することから、育成ブランドとして注力している「カナデル」と「クレイエンス」売上高の伸びは想定をやや下回ることも影響する。

 なお、同時に発表した第1四半期(8~10月)決算は、売上高73億9100万円(前年同期比25.1%減)、営業損益2億4400万円の赤字(前年同期20億7400万円の黒字)、最終損益1億9800万円の赤字(同13億2000万円の黒字)だった。


<3995> SKIYAKI       383    -44 (-10.3%) 

スキヤキが大幅安、8~10月期の営業減益を嫌気

 SKIYAKI<3995>が大幅安。14日取引終了後に発表した23年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算は、営業利益が前年同期比4.2倍の1億5000万円だった。大幅な増益となった半面、8~10月期では営業減益となっており、直近の業況を警戒した売りが膨らんだようだ。

 2~10月期の売上高は前年同期比で微減の17億4200万円となったが、8~10月期では増収を確保した。ライブ制作に関する一時費用が発生したとしている。


<6578> エヌリンクス        189    -12 ( -6.0%) 

エヌリンクス、上期経常は一転40%減益で下振れ着地

 エヌリンクス <6578> [東証S] が10月13日大引け後(15:30)に決算を発表。23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比39.8%減の5600万円に落ち込み、従来の8.6%増益予想から一転して減益で着地。
 通期計画の2億0800万円に対する進捗率は26.9%にとどまり、5年平均の57.3%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は1億5200万円の黒字(前年同期は1億5300万円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は8200万円の黒字(前年同期は3000万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.7%→8.3%に急改善した。


<9240> デリバリコン        582   -100 (-14.7%) 

デリバリコンがウリ気配、顧客のDX投資縮小で23年7月期業績予想を下方修正

 デリバリーコンサルティング<9240>がウリ気配を切り下げている。14日取引終了後に、23年7月期の連結業績予想の下方修正を発表しており、嫌気されたようだ。

 今期の売上高はこれまでの26億2900万円から23億8800万円(前期比12.0%増)、最終利益は1億9200億円から6600万円(同72.5%減)に、それぞれ見通しを引き下げた。一部顧客からのDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の投資が縮小し、受注面で悪影響が出た。新規受注の拡大策の効果が出るのに時間を要すると判断し、業績予想の修正に踏み切った。