1/16 下げすぎな株

<4061> デンカ          2535   -480 (-15.9%) 

デンカ---大幅続落、業績・配当予想下方修正にネガティブインパク

デンカ<4061>は大幅続落。先週末に業績予想、並びに配当予想の下方修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の430億円から330億円、前期比17.8%減と、一転減益見通しに下方修正。電子・先端製品やクロロプレンゴムといった主力製品の需要が大きく減少しているもよう。上半期までの状況から下振れ懸念はあったとみられるが、減額幅は想定以上との見方に。年間配当金も従来計画の145円から100円にまで引き下げ。


<8570> イオンFS        1271    -21 ( -1.6%) 

イオンFS---急落、9-11月期は2ケタ減益に転じる


イオンFS<8570>は急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は416億円で前年同期比6.0%減益となっている。通期計画550億円、前期比6.5%減に沿った進捗ではあるが、6-8月期の同32.3%増から9-11月期は同11.5%減とモメンタムの悪化がマイナス視される。残高回復が伸び悩んでいるほか、会員募集などのコストが増加しているもようで、国内事業が低迷しているようだ。


<4205> 日本ゼオン        1259    -61 ( -4.6%) 


<6058> ベクトル         1138    -81 ( -6.6%) 

ベクトル、3-11月期(3Q累計)経常は31%増益で着地

 ベクトル <6058> [東証P] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比30.8%増の53.4億円に拡大し、通期計画の61億円に対する進捗率は87.6%に達し、5年平均の85.0%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比32.3%減の7.5億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.9%減の18.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.1%→12.6%に低下した。


<4343> イオンファンタジー    2364   -327 (-12.2%) 

イオンファン---大幅続落、中国市場低迷で業績大幅下方修正


イオンファン<4343>は大幅続落。先週末に第3四半期の決算を発表、9-11月期営業損益が4.3億円の赤字となり、第3四半期累計でも1.4億円の赤字に転じる形となっている。つれて、通期予想は従来の26億円の黒字から3億円の黒字に大幅下方修正。下振れは想定線とみられるが、修正幅の大きさは予想以上と捉えられている。アセアンは増額しているものの、中国の下振れが大きく響くもよう。第4四半期も大幅な回復は見込んでいないようだ。


<3922> PR TIMES     1778   -193 ( -9.8%) 

PRTIMES---ストップ安、9-11月期は大幅減益に転じる


PRTIMES<3922>はストップ安。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は11億円で前年同期比27.8%減益、上半期の同2.2%増から一転2ケタ減益となっている。9-11月期は同70.8%の減益となる形に。売上高は四半期で過去最高を更新しているものの、広告宣伝費や採用教育費などの先行投資負担が重しとなっているようだ。会社側では通期営業利益計画は下振れる見通しとしている。


<9278> ブックオフG       1130    -54 ( -4.6%) 

ブックオフGが大幅続落、23年5月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

 ブックオフグループホールディングス<9278>が大幅続落している。12日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想について、売上高を950億円から980億円(前期比7.1%増)へ、営業利益を19億5000万円から22億5000万円(同27.3%増)へ、純利益を14億5000万円から16億円(同10.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から22円(前期20円)へ引き上げたが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 国内で富裕層向けサービスを展開するプレミアムサービス事業や、アメリカ・マレーシアを中心とした海外事業の売上高が想定を上回っていることに加えて、国内ブックオフ事業におけるトレーディングカード・ホビーやソフトメディア、アパレルなども想定を上回っていることが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高485億6800万円(前年同期比13.5%増)、営業利益9億8400万円(同2.8倍)、純利益9億2100万円(同2.0倍)だった。国内ブックオフ事業でトレカ・ホビーを中心に既存店売上高が大幅に伸長したことが牽引役となった。


<7164> 全国保証         4755    -60 ( -1.2%) 


<9601> 松竹           10180   -240 ( -2.3%) 

松竹が昨年来安値を更新、23年2月期業績予想の下方修正を嫌気

 松竹<9601>が昨年来安値を更新。後場に下げ幅を拡大した。午後2時、23年2月期第3四半期(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正し、嫌気された。売上高の見通しは852億3000万円から795億4000万円、最終利益の見通しは68億円から48億5000万円に引き下げた。

 映像関連事業において同社配給作品の「ある男」や「耳をすませば」が当初の見込みに及ばない成績となった。連結子会社で興行事業を展開する松竹マルチプレックスシアターズで、入場者数が想定を下回って推移したことなども業績予想に反映した。収益認識に関する会計基準の適用に伴い、前期比の増減率の記載はない。


<2975> スターマイカ        612    -74 (-10.8%) 

スターマイカはマド開け3日続落、3期ぶり営業減益見通しを嫌気

 スター・マイカ・ホールディングス<2975>はマドを開けて売られ3日続落。前週末13日の取引終了後に23年11月期業績予想を発表。営業利益を前期比14.4%減の52億1800万円と3期ぶりに減益となる見通しを示しており、これが嫌気されている。

 上昇基調にあった不動産取引価格が調整局面を迎える可能性など不透明な経営環境を考慮したほか、人材採用・育成への注力に伴う販管費の増加が響く。売上高は同4.3%増の502億6400万円と増収を確保する見込み。配当予想は20円とし、前期実績(株式分割考慮後19円50銭)から増額する方針だ。

 同時に発表した22年11月期決算は、売上高が前の期比30.7%増の482億1100万円、営業利益が同42.3%増の60億9800万円だった。


<2791> 大黒天物産        4675   -335 ( -6.7%) 

大黒天、上期経常が66%減益で着地・9-11月期も55%減益

 大黒天物産 <2791> [東証P] が1月12日大引け後(15:00)に決算を発表。23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比66.2%減の13.3億円に大きく落ち込み、通期計画の42.2億円に対する進捗率は31.5%にとどまり、5年平均の44.5%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比42.0%減の28.9億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比55.1%減の8.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.3%→1.1%に悪化した。


<4429> リックソフト       1459   -226 (-13.4%) 

リックソフト、3-11月期(3Q累計)経常は42%増益で着地

 リックソフト <4429> [東証G] が1月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比42.3%増の4億0400万円に拡大し、通期計画の4億5100万円に対する進捗率は89.6%に達し、4年平均の69.7%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比71.7%減の4700万円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.2%減の1億0600万円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.8%→8.8%に低下した。


<1822> 大豊建設         3550   -490 (-12.1%) 

大豊建、今期経常を53%下方修正

 大豊建設 <1822> [東証P] が1月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の86億円→40億円(前期は93.1億円)に53.5%下方修正し、減益率が7.7%減→57.1%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の60.8億円→14.8億円(前年同期は73.9億円)に75.6%減額し、減益率が17.8%減→80.0%減に拡大する計算になる。


<8095> アステナHD        400    -26 ( -6.1%) 

アステナHD、今期経常は54%減益へ

 アステナホールディングス <8095> [東証P] が1月13日大引け後(17:30)に決算を発表。22年11月期の連結経常利益は前の期比63.3%減の8.8億円になり、23年11月期も前期比53.8%減の4.1億円に大きく落ち込む見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比2.4%減の3.7億円となったが、売上営業利益率は前年同期の1.5%→3.1%に改善した。


<2292> S Foods      2745    -88 ( -3.1%) 

SFOODS、3-11月期(3Q累計)経常が14%減益で着地・9-11月期も59%減益

 S Foods <2292> [東証P] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比14.0%減の119億円に減ったが、通期計画の150億円に対する進捗率は79.4%に達し、5年平均の74.5%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比25.6%減の30.8億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比59.2%減の22億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8%→2.0%に大幅悪化した。


<7445> ライトオン         555    -10 ( -1.8%) 
<3770> ザッパラス         329    -27 ( -7.6%) 
<5237> ノザワ           657    -9 ( -1.4%) 
<9972> アルテック         271    -31 (-10.3%) 

アルテック、今期経常は25%減益、前期配当増額も今期減配

 アルテック <9972> [東証S] が1月13日大引け後(15:30)に決算を発表。22年11月期の連結経常利益は前の期比18.8%減の5億3100万円になり、23年11月期も前期比24.7%減の4億円に減る見通しとなった。3期連続減益になる。

 同時に、前期の年間配当を9円→10円(前の期は3円)に増額し、今期は前期比3円減の7円に減配する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(4Q)の連結経常損益は800万円の赤字(前年同期は1億8200万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.0%→-0.4%に大幅悪化した。


<2735> ワッツ           670    -20 ( -2.9%) 

ワッツ、9-11月期(1Q)経常は78%減益で着地

 ワッツ <2735> [東証P] が1月13日大引け後(15:30)に決算を発表。23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比78.0%減の6700万円に大きく落ち込み、9-2月期(上期)計画の3億4000万円に対する進捗率は19.7%にとどまり、5年平均の41.6%も下回った。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.0%→0.4%に悪化した。


<3550> スタジオアタオ       202    -23 (-10.2%) 

ATAO、3-11月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・9-11月期も赤字転落

 スタジオアタオ <3550> [東証G] が1月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は3800万円の赤字(前年同期は5800万円の黒字)に転落した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常損益は3800万円の黒字(前年同期は4700万円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は9500万円の赤字(前年同期は400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.5%→-14.1%に急悪化した。


<3189> ANAP          322    -25 ( -7.2%) 

ANAP、9-11月期(1Q)最終は赤字拡大で着地

 ANAP <3189> [東証S] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第1四半期(9-11月)の連結最終損益は1億7300万円の赤字(前年同期は4600万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-4.7%→-15.1%に急悪化した。


<4361> 川口化学工業       1180   -214 (-15.4%) 

川口化、前期経常が下振れ着地・今期は17%減益へ

 川口化学工業 <4361> [東証S] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。22年11月期の連結経常利益は前の期比21.6%減の3億0200万円になり、従来予想の3億7000万円を下回って着地。23年11月期も前期比17.2%減の2億5000万円に減る見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(4Q)の連結経常損益は4200万円の赤字(前年同期は3700万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.6%→-1.7%に大幅悪化した。


<6186> 一蔵            428    -12 ( -2.7%) 
<7621> うかい          3075    -40 ( -1.3%) 
<9647> 協和コンサルタンツ    3195    -30 ( -0.9%) 

協和コンサル、今期経常は6%増で2期連続最高益更新へ

 協和コンサルタンツ <9647> [東証S] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。22年11月期の連結経常利益は前の期比18.6%増の5億4900万円になり、従来予想の4億7000万円を上回って着地。23年11月期も前期比5.6%増の5億8000万円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、8期連続増益になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(4Q)の連結経常損益は3400万円の黒字(前年同期は1億1200万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-7.6%→1.3%に急改善した。


<7461> キムラ           554    -39 ( -6.6%)