11/9 下げすぎな株

<3964> オークネットは落ちたが、信用倍率低め、利率2.44%、1800円台くらいまで下がれば購入してみたい

 

<7974> 任天堂          5783   -442 ( -7.1%) 

任天堂---大幅反落、通期予想据え置きで失望売りが先行


任天堂<7974>は大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1187億円で前年同期比18.5%増となり、円安メリットも享受してほぼ市場想定線での着地となっている。一方、通期予想は、売上高、経常利益などを上方修正も、営業利益は5000億円、前期比15.6%減を据え置き。上方修正への期待が高かったため、失望売りにつながっているようだ。半導体不足によって、スイッチの販売台数計画を引き下げているもよう。


<4151> 協和キリン        3100   -150 ( -4.6%) 

協和キリン<4151> 3220 -155
第3四半期決算はコンセンサスを下振れか。


<5988> パイオラックス      1705   -194 (-10.2%)

パイオラックが後場急落、23年3月期業績及び配当予想を下方修正

 パイオラックス<5988>が後場急落している。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を627億円から605億円(前期比9.7%増)へ、営業利益を58億円から43億円(同17.6%減)へ、純利益を44億円から33億円(同21.9%減)へ下方修正し、あわせて中間60円・期末67円の年127円としていた配当予想を中間43円・期末54円の年97円に引き下げたことが嫌気されている。

 世界的な半導体需要の逼迫を受けて取引先である自動車メーカー各社の減産が継続していることに加えて、原材料価格の高騰、輸送費やエネルギーコストなどの上昇が見込まれることが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高277億700万円(前年同期比1.1%減)、営業利益16億5100万円(同44.9%減)、純利益14億3900万円(同43.0%減)だった。

 
<6651> 日東工業         2182    -14 ( -0.6%) 

日東工が大幅続落、23年3月期利益及び配当予想を下方修正

 日東工業<6651>が大幅続落している。7日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を96億円から76億円(前期比12.0%減)へ、純利益を67億円から53億円(同19.8%減)へ下方修正し、あわせて期末配当予想を89円から52円へ引き下げたことが嫌気されている。

 売上高は1450億円(同9.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、原材料価格の高騰や輸送コストの増加などが利益を圧迫する。なお、年間配当予想は140円(前期50円)を予定している。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高656億100万円(前年同期比7.5%増)、営業利益21億7100万円(同44.4%減)、純利益16億9800万円(同35.2%減)だった。5G関連の案件減少によりシステムラックなどの売り上げは減少したが、コロナ禍の影響が徐々に緩和され設備投資に持ち直しの動きがみられたことから、主力の配・分電盤の売り上げが伸長した。一方で原材料価格高騰の影響を強く受け、利益は落ち込んだ。


<6457> グローリー        2054   -252 (-10.9%) 

グローリー---急落、一転営業赤字見通しへの下方修正を嫌気


グローリー<6457>は急落。前日に発表した上半期決算、通期予想の下方修正が嫌気されている。上半期営業損益は47億円の赤字、4-6月期の9億円の赤字に対して7-9月期は38億円の赤字となった。通期予想は従来の60億円の黒字から一転、70億円の赤字に下方修正。売上計画はやや上方修正している一方、想定以上の原材料価格の高騰、円安による海外費用の増加などが下振れの要因とみられる。


<8086> ニプロ          1060    -34 ( -3.1%) 

ニプロが下げ幅を拡大、原材料価格高騰など響き23年3月期営業利益予想を下方修正

 ニプロ<8086>が後場下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を275億円から177億円(前期比25.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 円安による海外売上高の押し上げ効果もあって、売上高は5400億円から5518億円(同11.5%増)へ上方修正したが、医薬品工場における生産遅延に伴う生産高減少による操業度の低下と、輸入原薬をはじめとする原材料価格や燃料価格の高騰が利益を押し下げる。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2603億3900万円(前年同期比7.5%増)、営業利益63億7100万円(同50.5%減)だった。


<5851> リョービ         1192    -85 ( -6.7%) 

これまでの期待が高いため?

リョービ、1-9月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・7-9月期も黒字浮上

 リョービ <5851> [東証P] が11月8日後場(13:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は40億円の黒字(前年同期は4.9億円の赤字)に浮上し、通期計画の76億円に対する進捗率は52.8%となった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.2倍の35.9億円に急拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は9.1億円の黒字(前年同期は5.9億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.0%→1.4%に大幅改善した。


<7846> パイロット        5060    -20 ( -0.4%) 

パイロット急反落、1~9月期増収増益も目先材料出尽くし

 パイロットコーポレーション<7846>が急反落。7日の取引終了後に1~9月期決算を発表し、売上高は前年同期比11.1%増の841億600万円、営業利益は同7.8%増の157億3700万円だった。増収増益で通期に対する進捗も良好だったが、目先は材料出尽くしとみた売りが優勢となっている。

 「フリクション」など定番商品の販売が欧米など海外で堅調だった。海外子会社向けの出荷拡大の効果や為替の影響も寄与し、業績を伸ばした。なお、通期見通しは据え置いている。


<4326> インテージH       1504   -124 ( -7.6%) 

インテージH、7-9月期(1Q)経常は5%減益で着地

 インテージホールディングス <4326> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。23年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比4.5%減の9億円に減り、7-12月期(上期)計画の29億円に対する進捗率は31.3%にとどまり、さらに前年同期の35.0%も下回った。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.3%→4.1%に悪化した。


<3964> オークネット       1929   -183 ( -8.7%) 

オークネット、1-9月期(3Q累計)経常が11%増益で着地・7-9月期も11%増益

 オークネット <3964> [東証P] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比10.7%増の55.4億円に伸び、通期計画の67.4億円に対する進捗率は82.3%に達し、5年平均の77.6%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比8.7%増の11.9億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.4%増の14.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の14.8%→13.7%に低下した。


<4547> キッセイ薬品工業     2427   -108 ( -4.3%) 

キッセイ、今期経常を52%下方修正

 キッセイ薬品工業 <4547> [東証P] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比76.0%減の3億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の44億円→21億円(前期は5.6億円)に52.3%下方修正し、増益率が7.8倍→3.7倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の100億円→108億円(前期は129億円)に8.0%上方修正し、減益率が22.6%減→16.4%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は17.9億円の黒字(前年同期は7.1億円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は4.9億円の赤字(前年同期は5.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-0.1%→-4.6%に大幅悪化した。


<4541> 日医工           362    -80 (-18.1%) 

日医工はウリ気配、米子会社の減損計上により9月末で債務超過の見込み

 日医工<4541>はウリ気配。8日取引終了後、米国子会社のセージェントグループに関し、のれんを含む固定資産について減損損失を計上する見込みとなったと発表した。9月末において日医工債務超過の状態になることが見込まれるという。これを受け、見切り売りが膨らんだ。

 減損の具体的な金額については、11月14日に予定する23年3月期第2四半期決算の発表時に開示する方向で準備をしていくとしている。


<2134> 燦キャピタル        15    -2 (-11.8%) 

理由?


<3976> シャノン          813    -47 ( -5.5%) 

理由?


<6403> 水道機工         1313    -64 ( -4.6%) 

水道機、上期経常が赤字拡大で着地・7-9月期は赤字転落

 水道機工 <6403> [東証S] が11月7日大引け後(16:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は4億2100万円の赤字(前年同期は1億5700万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2億0700万円の赤字(前年同期は2100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.8%→-1.4%に悪化した。