11/7 下げすぎな株
日本曹達<4041>が期待できそうか。
<3401> 帝人 1229 -126 ( -9.3%)
帝人、今期経常を一転42%減益に下方修正、配当も15円減額
帝人 <3401> [東証P] が11月7日昼(11:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.7%減の199億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の520億円→290億円(前期は496億円)に44.2%下方修正し、一転して41.6%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比47.2%減の90.1億円に落ち込む計算になる。
業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の55円→40円(前期は55円)に減額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比59.8%減の56.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2%→1.3%に大幅悪化した。
<8282> ケーズホールディングス 1115 -70 ( -5.9%)
ケーズHD、上期経常が23%減益で着地・7-9月期も12%減益
ケーズホールディングス <8282> [東証P] が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.9%減の187億円に減り、通期計画の390億円に対する進捗率は48.1%にとどまり、5年平均の55.1%も下回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.9%減の202億円に減る計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比11.6%減の104億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.4%→4.7%に悪化した。
<9404> 日テレHD 1047 -42 ( -3.9%)
2022年11月07日14時22分
日テレHDは年初来安値更新、今期下方修正を嫌気
日本テレビホールディングス<9404>は連日で年初来安値を更新。2020年3月安値の1070円を下回り、約10年ぶりの安値圏に沈んでいる。前週末4日の取引終了後、23年3月期業績予想について売上高を4350億円から4150億円(前期比2.1%増)へ、純利益を400億円から330億円(同30.4%減)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ている。
スポット広告市況の低迷やデジタル広告収入の計画下振れ、一部の連結子会社におけるコロナ禍からの回復遅れなどが響く見込み。配当予想は据え置いた。なお、同時に発表した4~9月期決算は、売上高が1994億4100万円(前年同期比2.3%増)、純利益が142億6200万円(同22.7%減)だった。
<4041> 日本曹達 4240 -270 ( -6.0%)
日曹達は急反落、今期業績予想を上方修正も好材料出尽くしとの受け止め
日本曹達<4041>は急反落。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は1620億円から1700億円(前期比11.4%増)、最終利益は110億円から155億円(同22.2%増)に見通しを引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益の見通しとなったものの、いったん好材料出尽くしと受け止めた売りが膨らんだようだ。
農業化学品事業で殺虫剤・殺ダニ剤や殺菌剤の輸出販売が伸長していることに加え、化学品事業で医薬品添加剤などが好調に推移。円安効果や持ち分法による投資利益の増加も見込まれることから、これらの影響を業績予想に織り込んだ。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比25.3%増の807億4200万円、最終利益が同2.8倍の88億8900万円だった。
<4540> ツムラ 2924 -116 ( -3.8%)
下期連結経常利益の予想の落ち込み?売上営業利益率は前年同期の17.5%→14.9%に低下のため?
ツムラ、上期経常が19%増益で着地・7-9月期も18%増益
ツムラ <4540> [東証P] が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比19.1%増の159億円に伸び、通期計画の212億円に対する進捗率は75.3%に達し、5年平均の50.9%も上回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比58.1%減の52.3億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.5%増の73億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の17.5%→14.9%に低下した。
<5805> 昭電線HD 1646 -142 ( -7.9%)
昭電線HD、上期経常が15%減益で着地・7-9月期も16%減益
昭和電線ホールディングス <5805> [東証P] が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.6%減の43.6億円に減り、通期計画の103億円に対する進捗率は42.3%となり、5年平均の42.6%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比24.4%増の59.3億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比16.5%減の20.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.9%→4.1%に悪化した。
<3034> クオールHD 1148 -45 ( -3.8%)
クオールHD <3034> いちよし A→B 2300→1400 11/7
クオールHD、上期経常は一転2%減益で下振れ着地
クオールホールディングス <3034> [東証P] が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3%減の41.7億円となり、従来の17.0%増益予想から一転して減益で着地。
通期計画の120億円に対する進捗率は34.8%にとどまり、5年平均の41.2%も下回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.5%増の78.2億円に拡大する計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.5%増の24.1億円となったが、売上営業利益率は前年同期の5.7%→5.6%とほぼ横ばいだった。
<2489> アドウェイズ 627 -11 ( -1.7%)
アドウェイズ、7-9月期(3Q)経常は52%減益
アドウェイズ <2489> [東証P] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は10.1億円となり、通期計画の16.9億円に対する進捗率は59.9%となった。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の6.7億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同一期間比52.3%減の3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同一期間の16.1%→7.5%に急低下した。
※21年12月期(9ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。
<4534> 持田製薬 3100 -140 ( -4.3%)
持田薬、上期経常が15%減益で着地・7-9月期も66%減益
持田製薬 <4534> [東証P] が11月4日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.6%減の54.4億円に減ったが、通期計画の88億円に対する進捗率は61.9%となり、5年平均の62.6%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比60.1%減の33.5億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比65.9%減の10.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.1%→4.0%に急低下した。
<7088> フォーラムE 840 +2 ( +0.2%)
フォーラムE、今期経常を36%下方修正、配当も5円減額
フォーラムエンジニアリング <7088> [東証P] が11月2日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比49.5%減の3.2億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→19.2億円(前期は18.1億円)に36.0%下方修正し、増益率が65.2%増→5.7%増に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比36.6%増の15.9億円に拡大する計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の55円→50円(前期は48円)に減額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は1.4億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.5%→-2.0%に急悪化した。
<3422> J-MAX 592 -5 ( -0.8%)
2022年11月02日16時00分
J-MAX、今期経常を一転3%減益に下方修正
J-MAX <3422> [東証S] が11月2日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.6%減の8億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→26億円(前期は26.7億円)に13.3%下方修正し、一転して2.9%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.6%増の17.9億円に拡大する計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.2億円の赤字(前年同期は5.5億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.5%→0.0%に急悪化した。
<4222> 児玉化学工業 367 -49 (-11.8%)
児玉化、今期経常を一転35%減益に下方修正
児玉化学工業 <4222> [東証S] が11月4日大引け後(17:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8億5000万円→3億7500万円(前期は5億7900万円)に55.9%下方修正し、一転して35.2%減益見通しとなった。
同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億円→9500万円(前年同期は4億2700万円)に5.0%下方修正し、減益率が76.6%減→77.8%減に拡大する見通しとなった。
<3420> ケー・エフ・シー 1401 -61 ( -4.2%)
ケーエフシーが連日で年初来安値を更新、今期は一転最終減益で減配の見通し
ケー・エフ・シー<3420>が年初来安値を連日で更新した。朝方から軟調に推移するなか、午後1時に23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と年間配当予想を下方修正した。これらを嫌気した売りが膨らみ、一段安となった。
最終利益は19億円から7億5000万円(前期比59.3%減)に見通しを引き下げた。トンネル資材販売の伸び悩みや工事の進捗遅れに加え、建設資材価格の高騰も響き、増益予想から一転して減益を見込む。また、これまで70円としてきた年間配当予想は前期比30円減配の40円に減額した。
<2376> サイネックス 532 -39 ( -6.8%)
サイネックス、上期最終が赤字転落で着地・7-9月期も赤字転落
サイネックス <2376> [東証S] が11月4日大引け後(15:20)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は300万円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)に転落した。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比13.5%増の3億0300万円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は7400万円の赤字(前年同期は5700万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.7%→-3.9%に急悪化した。
<4445> リビン・テクノロジーズ 2234 -97 ( -4.2%)
リビンT、前期経常を26%下方修正
リビン・テクノロジーズ <4445> [東証G] が11月2日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→3億7000万円(前の期は1億4800万円)に26.0%下方修正し、増益率が3.4倍→2.5倍に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の2億6500万円→1億3500万円(前年同期は7200万円)に49.1%減額し、増益率が3.7倍→87.5%増に縮小する計算になる。