1/13 下げすぎな株

<8570> イオンFS        1292   -108 ( -7.7%) 

イオンFS---急落、9-11月期は2ケタ減益に転じる


イオンFS<8570>は急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は416億円で前年同期比6.0%減益となっている。通期計画550億円、前期比6.5%減に沿った進捗ではあるが、6-8月期の同32.3%増から9-11月期は同11.5%減とモメンタムの悪化がマイナス視される。残高回復が伸び悩んでいるほか、会員募集などのコストが増加しているもようで、国内事業が低迷しているようだ。


<3092> ZOZO         3045   -140 ( -4.4%)

<9278> ブックオフG       1184    -89 ( -7.0%) 

ブックオフGが大幅続落、23年5月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

 ブックオフグループホールディングス<9278>が大幅続落している。12日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想について、売上高を950億円から980億円(前期比7.1%増)へ、営業利益を19億5000万円から22億5000万円(同27.3%増)へ、純利益を14億5000万円から16億円(同10.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から22円(前期20円)へ引き上げたが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 国内で富裕層向けサービスを展開するプレミアムサービス事業や、アメリカ・マレーシアを中心とした海外事業の売上高が想定を上回っていることに加えて、国内ブックオフ事業におけるトレーディングカード・ホビーやソフトメディア、アパレルなども想定を上回っていることが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高485億6800万円(前年同期比13.5%増)、営業利益9億8400万円(同2.8倍)、純利益9億2100万円(同2.0倍)だった。国内ブックオフ事業でトレカ・ホビーを中心に既存店売上高が大幅に伸長したことが牽引役となった。


<9716> 乃村工藝社         864    -62 ( -6.7%) 

乃村工芸社は大幅安、資材価格上昇で3~11月期営業益42%減

 乃村工藝社<9716>は大幅安。12日の取引終了後に23年2月期第3四半期累計(22年3~11月)の決算を発表。営業利益が前年同期比42.1%減の18億2100万円と大幅減益で着地しており、これを嫌気した売りが出ている。

 都市型商業施設の新装・改装案件や企業PR施設の大型案件が進捗したほか、テーマパーク施設やホテルのリニューアルなどの大型案件を多数手掛けたことから、売上高は同2.8%増の768億4600万円と増収を確保した。一方、資材価格などの上昇や一部価格競争の傾向が強まった影響で利益は押し下げられた。通期見通しは据え置いている。


<8278> フジ           1743    -50 ( -2.8%) 

フジ、9-11月期(3Q)経常は65%減益

 フジ <8278> [東証P] が1月12日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比1.2%減の68.3億円となり、通期計画の160億円に対する進捗率は42.7%にとどまり、5年平均の69.7%も下回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の91.6億円に急拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比64.6%減の7.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.0%→0.1%に悪化した。


<3922> PR TIMES     1971   -500 (-20.2%) 

PRTIMES---ストップ安、9-11月期は大幅減益に転じる


PRTIMES<3922>はストップ安。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は11億円で前年同期比27.8%減益、上半期の同2.2%増から一転2ケタ減益となっている。9-11月期は同70.8%の減益となる形に。売上高は四半期で過去最高を更新しているものの、広告宣伝費や採用教育費などの先行投資負担が重しとなっているようだ。会社側では通期営業利益計画は下振れる見通しとしている。


<9601> 松竹           10420   -820 ( -7.3%) 

松竹が昨年来安値を更新、23年2月期業績予想の下方修正を嫌気

 松竹<9601>が昨年来安値を更新。後場に下げ幅を拡大した。午後2時、23年2月期第3四半期(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正し、嫌気された。売上高の見通しは852億3000万円から795億4000万円、最終利益の見通しは68億円から48億5000万円に引き下げた。

 映像関連事業において同社配給作品の「ある男」や「耳をすませば」が当初の見込みに及ばない成績となった。連結子会社で興行事業を展開する松竹マルチプレックスシアターズで、入場者数が想定を下回って推移したことなども業績予想に反映した。収益認識に関する会計基準の適用に伴い、前期比の増減率の記載はない。


<8260> 井筒屋           329    -5 ( -1.5%) 

井筒屋は大幅安、3~11月期増益も足もと業績悪を嫌気

 井筒屋<8260>は大幅安。11日の取引終了後に23年2月期第3四半期累計(22年3~11月)の決算を発表し、営業利益は7億4700万円(前年同期4億9600万円)と会計基準変更により単純比較はできないものの大幅な増益で着地した。ただ、直近9~11月期をみると利益が落ち込んでおり、足もとの業績悪を嫌気した売りが出ているようだ。

 売上高は160億9800万円(同383億1100万円)だった。今期から会計基準を変更したことに伴い、収益が押し下げられた。本業の百貨店事業では行動制限解除後に消費が回復傾向をたどるなか、催事やイベントの開催など各種取り組みを進めた。なお、通期見通しは据え置いている。
 


<7164> 全国保証         4815    -80 ( -1.6%) 

<7445> ライトオン         565    -18 ( -3.1%) 

ライトオン、9-11月期(1Q)最終は赤字転落で着地

 ライトオン <7445> [東証P] が1月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第1四半期(9-11月)の最終損益(非連結)は1600万円の赤字(前年同期連結は1億8700万円の黒字)に転落した。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.3%→1.1%に悪化した。


<5237> ノザワ           666    -33 ( -4.7%) 
<3160> 大光            633    -14 ( -2.2%) 
<8198> マックスバリュ東海    2809    -42 ( -1.5%) 

MV東海、3-11月期(3Q累計)経常が15%減益で着地・9-11月期も24%減益

 マックスバリュ東海 <8198> [東証S] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比14.7%減の62.2億円に減り、通期計画の107億円に対する進捗率は58.2%となり、5年平均の60.0%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比14.0%増の44.7億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比23.9%減の16.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の2.5%→1.9%に悪化した。


<8038> 東都水産         5000   -100 ( -2.0%) 
<9049> 京福電気鉄道       3205    -35 ( -1.1%)