11/4 下げすぎな株

出尽くし感で売られているヒロセ電機が安いところで拾ってみたい

 

 

<4689> Zホールディングス     340   -56.2 (-14.2%) 

ZHD---急落、7-9月期はコンセンサス下振れで大幅減益に


ZHD<4689>は急落。2日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は498億円で前年同期比22.4%減益となり、第1四半期の3.2%減から減益幅は大きく拡大する形に。市場予想も10億円程度下回ったもよう。前年同期の売却益の反動や戦略投資費用計上などが主な減益要因だが、LINEディスプレイ広告がマイナス成長となっていることは、ネガティブなインパクトにつながっているとみられる。
《YN》


<6971> 京セラ          6649   -188 ( -2.7%) 

京セラは急反落、4~9月期増益も足もと業績悪化に懸念

 京セラ<6971>は急反落。10月31日の取引終了後に4~9月期決算を発表し、純利益は前年同期比3.2%増の755億8600万円だった。四半期ベースでみると4~6月期は前年同期比で大幅増益だったものの、直近7~9月期では一転して大幅減益となっており、足もとの業績悪化を懸念した売りが出ているようだ。

 売上高は同15.5%増の1兆121億円だった。5Gや半導体関連市場向け部品への旺盛な需要や円安効果が寄与した。一方、原材料などの価格高騰やコミュニケーション事業での携帯電話端末の販売減、訴訟に関する一時費用の計上が響いた。なお、通期見通しは据え置いている。


<5201> AGC          4225   -435 ( -9.3%) 

AGCは大幅安、今期純利益26%減に引き下げを嫌気

 AGC<5201>は大幅安。2日の取引終了後に22年12月期業績予想の修正を発表。純利益を1200億円から920億円(前期比25.7%減)へ引き下げており、これが嫌気されている。

 東南アジアでの塩化ビニル樹脂の販売価格の下落や液晶用ガラス基板の出荷減少をはじめ、天然ガスや電力など原燃材料価格の高止まりによる影響が出る。建築用ガラス・自動車用ガラスの販売価格上昇や円安による為替影響などで売り上げ増加が見込まれることから、売上高見通しについては従来予想の2兆500億円(同20.8%増)を据え置いた。

 同時に発表した1~9月期決算は、売上高が1兆4988億円(前年同期比21.5%増)、純利益が987億5400万円(同23.7%減)だった。


<4751> サイバーエージェント   1093    -28 ( -2.5%) 

サイバーが一時7%安と急落、400億円のユーロ円CB発行で希薄化へ警戒感

 サイバーエージェント<4751>が急落。株価は一時、前日に比べて7%超安に売られ年初来安値を更新した。1日の取引終了後、400億円のユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同債は満期償還日が2029年11月の7年債。転換価格は前日終値を23.02%上回る1507円で決まった。潜在株式による希薄化率は5.25%となる。調達資金は、23年に満期を迎えるユーロ円CBの償還資金や、「ABEMA」やその周辺事業を中心としたメディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業などの事業拡大に伴う運転資金、投融資、M&Aなどに充てる予定だ。


<5938> LIXIL        1904    -73 ( -3.7%) 

LIXIL---急落、業績下方修正幅の大きさがサプライズに


LIXIL<5938>は急落。前日に上半期決算を発表。事業利益は61.6億円で前年同期比83.5%減益、7-9月期は8.2億円の赤字に転じた。つれて、通期予想は従来の810億円から420億円、前期比35.3%減に下方修正している。原材料費上昇の影響が大きく、価格改定効果ではカバーしきれないもよう。中国や米国での販売低迷も響いているようだ。業績下振れ懸念はあったものの、下方修正幅の大きさがネガティブサプライズに。
《YN》


<2371> カカクコム        2290   -128 ( -5.3%) 

11/2の反動?

11/2 カカクコムは後場プラス圏浮上、「食べログ」好調で4~9月期増収増益

 カカクコム<2371>は後場プラス圏に浮上している。午前11時40分ごろに4~9月期決算を発表。売上収益が前年同期比18.2%増の282億4000万円、純利益が同39.3%増の80億4600万円と増収増益で着地しており、これを好感した買いが入っているようだ。

 7月以降に発生した新たな新型コロナウイルス変異株による感染拡大の影響を受けながらも、外食需要が着実に回復したことで「食べログ」事業が好調に推移した。一方、巣ごもり需要の落ち着きなどもあり、「価格.com」事業は減少した。なお、通期見通しは据え置いている。


<4042> 東ソー          1515    -36 ( -2.3%) 

東ソー、今期経常を8%下方修正

 東ソー <4042> [東証P] が11月1日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.2%減の646億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の1110億円→1020億円(前期は1604億円)に8.1%下方修正し、減益率が30.8%減→36.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比59.2%減の373億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比42.9%減の210億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.5%→5.4%に急低下した。


<1332> 日本水産          500    -47 ( -8.6%) 

日本水産---急落、市況の反動安による来年度業績への懸念が強まる


日本水産<1332>は急落。2日の取引時間中に第2四半期決算を発表、直後は買いが先行したが、本日は一転して売り優勢となっている。7-9月期営業利益は67億円で前年同期比2.4%減益、市場予想を20億円程度上振れた。水産市況の上昇が上振れの背景で、水産セグメントは通期予想も上方修正している。ただ、食品やファインセグメントは下方修正、市況の反動リスクが強い来年度の業績には不透明感が高まる状況のようだ。


<4091> 日本酸素HD       2150    -73 ( -3.3%) 

日本酸素HDが反落、今期純利益見通し上方修正も市場予想届かず

 日本酸素ホールディングス<4091>が反落している。1日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を650億円から680億円(前期比6.1%増)へ増額した。ただ、740億円程度とする市場予想に届かなかったことから、足もと失望売りを誘ったようだ。

 売上収益も9500億円から1兆1600億円(同21.2%増)へ引き上げた。円安による為替影響やエネルギー価格の高騰、インフレに伴う販売価格の大幅な上昇が収益を押し上げる。同時に発表した4~9月期決算は、売上収益が5736億9900万円(前年同期比28.2%増)、純利益が351億4900万円(同2.5%増)だった。


<9532> 大阪ガス         2046    -51 ( -2.4%) 

大ガス、今期最終を8%下方修正

 大阪ガス <9532> [東証P] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は297億円の赤字(前年同期は359億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の315億円→290億円(前期は1282億円)に7.9%下方修正し、減益率が75.4%減→77.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比36.4%減の587億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は409億円の赤字(前年同期は52.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.0%→-10.3%に急悪化した。


<7148> FPG          1050    -51 ( -4.6%) 

反動安?

FPG、今期経常は11%増益、前期配当を4円増額・今期は6円増配へ

 FPG <7148> [東証P] が10月31日大引け後(16:30)に決算を発表。22年9月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の124億円に急拡大し、23年9月期も前期比10.7%増の138億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収、増益になる。

 同時に、前期の年間配当を46円→50円(前の期は18.5円)に増額し、今期も前期比6円増の56円に増配する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(4Q)の連結経常損益は18.5億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-19.5%→16.3%に急改善した。


<8174> 日本瓦斯         1942   -132 ( -6.4%) 

日ガスが大幅続落、7~9月営業赤字幅拡大を嫌気

 日本瓦斯<8174>が続落している。1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高851億1500万円(前年同期比30.1%増)、営業利益27億3700万円(同17.9%増)となったものの、7~9月では赤字幅が拡大しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 原料価格高騰を踏まえて実施した価格改定効果があった一方、暑い気候により家庭用のガス販売量の減少の影響を上回ったことが響いた。また、業務用では利幅が逆スライドラグの影響で縮小したことも影響した。

 なお、下期は家庭用LPガスが伸長する見込みで、23年3月期通期業績予想は、売上高1900億円(前期比16.9%増)、営業利益165億円(同29.1%増)の従来見通しを据え置いている。


<6806> ヒロセ電機        17630   -1720 ( -8.9%) 

ヒロセ電が急反落、今3月期業績予想を増額修正も材料出尽くし感

 ヒロセ電機<6806>が急反落。2日取引終了後、23年3月期連結業績予想の増額修正を発表し、営業利益は440億円から500億円(前期比22.7%増)に見直した。為替の円安進行が寄与するほか、産業機器向けビジネス及び自動車向けビジネスなどが予想を上回る見込みのため。ただ、市場では同社の今期同利益を490億円前後と上方修正後とほぼ同水準を予想していたため、この日は材料出尽くし感からの売りが膨らんでいる様子だ。


<4739> 伊藤忠テクノ       3145    -60 ( -1.9%) 

CTC、上期最終が15%減益で着地・7-9月期も12%減益

 伊藤忠テクノソリューションズ <4739> [東証P] が11月1日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比14.9%減の119億円に減り、通期計画の380億円に対する進捗率は31.5%となり、5年平均の33.8%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比22.2%増の260億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比11.6%減の76.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.6%→8.1%に悪化した。
 
CTC <4739>      CLSA  買い→強気 3900      11/2
CTC <4739>      岩井コスモ   A→B+  4000→3600   11/2


<3681> ブイキューブ        786    -59 ( -7.0%) 

ブイキューブはウリ気配スタート、22年12月期は一転最終減益の見通し

 ブイキューブ<3681>はウリ気配スタート。1日取引終了後、22年12月期の連結業績予想の修正を発表し、最終利益の見通しを15億円から5億円(前期比62.2%減)に引き下げた。増益予想から一転して減益の見通しとなったことを嫌気した売りが膨らんだ。

 エンタープライズDX関連で、主力プロダクトから外していた「V-CUBE ミーティング」において想定を上回る解約があった。イベントDX関連で、国内の製薬業界向けや米子会社の事業が低調に推移したことなども響くという。


<4676> フジHD         1008    -32 ( -3.1%) 

フジHD、上期経常が14%減益で着地・7-9月期も53%減益

 フジ・メディア・ホールディングス <4676> [東証P] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.6%減の161億円に減り、通期計画の415億円に対する進捗率は38.9%にとどまり、5年平均の45.8%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.5%減の253億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比52.7%減の55.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.3%→3.5%に悪化した。


<6440> JUKI          656    -75 (-10.3%) 

JUKIは後場急落、22年12月期営業利益及び配当予想を下方修正

 JUKI<6440>は後場急落している。午後1時ごろ、22年12月期の連結業績予想について、営業利益を53億円から42億円(前期比8.6%増)へ、純利益を31億円から22億円(同2.1%増)へ下方修正し、30円としていた期末一括配当予想を25円にすると発表しており、これが嫌気されている。

 売上高は円安効果により1160億円から1200億円(同18.5%増)へ上方修正した。ただ、利益面では海外の材料費や経費への負担増に加え、成長分野や新興国市場における戦略経費の継続的な投下や、上期の中国ロックダウンの影響や部品調達難による工場稼働率の低下などでコストの大幅上昇が響くとしている。

 同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高870億8700万円(前年同期比19.1%増)、営業利益24億8700万円(同17.2%減)、純利益10億1100万円(同39.0%減)だった。


<2326> デジタルアーツ      5360   -300 ( -5.3%) 

デジアーツ、7-9月期(2Q)経常は8%減益

 デジタルアーツ <2326> [東証P] が10月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.8%増の22.6億円に伸びたが、通期計画の47億円に対する進捗率は48.1%となり、5年平均の45.9%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比18.6%増の24.3億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.7%減の12.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の51.2%→45.9%に低下した。


<9409> テレ朝HD        1341    -39 ( -2.8%) 

フジの影響?


<9413> テレ東HD        1820    -78 ( -4.1%) 

フジの影響?

テレ東HD、上期経常は3%増益で着地

 テレビ東京ホールディングス <9413> [東証P] が11月2日大引け後(15:50)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.0%増の49.3億円に伸び、通期計画の82億円に対する進捗率は60.2%に達し、5年平均の41.0%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比25.3%減の32.6億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.8%減の19億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.4%→5.1%とほぼ横ばいだった。


<2220> 亀田製菓         4150   -155 ( -3.6%) 

亀田製菓、上期経常が92%増益で着地・7-9月期も13%増益

 亀田製菓 <2220> [東証P] が11月2日後場(13:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比91.7%増の29.8億円に拡大し、通期計画の59億円に対する進捗率は50.7%に達し、5年平均の26.6%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比35.9%減の29.1億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.3%増の9.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の3.3%→1.9%に悪化した。


<7600> 日本エム・ディ・エム   1028   -100 ( -8.9%) 

日本MDM、今期経常を一転21%減益に下方修正

 日本エム・ディ・エム <7600> [東証P] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.1%減の9.1億円に減り、従来の0.8%増益予想から一転して減益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→20.5億円(前期は25.9億円)に24.1%下方修正し、一転して20.9%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比26.8%減の11.3億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.4%減の4.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.7%→8.6%に低下した。


<7172> JIA          1217    -38 ( -3.0%) 

JIA、1-9月期(3Q累計)経常は2.3倍増益で着地

 ジャパンインベストメントアドバイザー <7172> [東証P] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の76.6億円に急拡大し、通期計画の79億円に対する進捗率は97.0%に達し、5年平均の61.2%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比82.2%減の2.4億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.6%増の9.5億円となったが、売上営業利益率は前年同期の24.2%→9.2%に急低下した。


<2489> アドウェイズ        638    -64 ( -9.1%) 

アドウェイズ、7-9月期(3Q)経常は52%減益

 アドウェイズ <2489> [東証P] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は10.1億円となり、通期計画の16.9億円に対する進捗率は59.9%となった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の6.7億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同一期間比52.3%減の3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同一期間の16.1%→7.5%に急低下した。


<4534> 持田製薬         3240   -210 ( -6.1%) 

持田薬、上期経常が15%減益で着地・7-9月期も66%減益

 持田製薬 <4534> [東証P] が11月4日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.6%減の54.4億円に減ったが、通期計画の88億円に対する進捗率は61.9%となり、5年平均の62.6%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比60.1%減の33.5億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比65.9%減の10.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.1%→4.0%に急低下した。