塩野義のゾコーバを考える 2022年7月15日
昨今、コロナ患者が増加している。
現状、わかっていることは感染力がこれまで以上に高そうである。
ただ、重症化に関してはワクチンが普及しているためか、諸外国でも目立った悪化はなさそう。
とすると、軽症ー中等症の患者の増大が予想される。
その中で、現在経口薬も処方されているものの、薬が不足するのではないかと東京都医師会会長から指摘されている。
「 併せて1日数万人規模の新規感染数が確認される状態が続けば、パキロビッドパックやモルヌピラビルといった経口治療薬が十分に行き渡らない可能性もあるとし、承認申請中の塩野義製薬のゾコーバについて「緊急承認の門戸を開いていただければ」と述べた。」
また昨日の塩野義からの発表で培養条件ではあるが現在のBA4 BA5にも効果があることが証明されている。
さらに20日には再度、緊急認可の討議の予定もあり、上記の情勢を考えれば、おそらく採用されるのではないかと思われる。
ここ最近は7200−7300円の壁を抜けきれないが、認可のニュースであがるのではないか