11/17 下げすぎな株

日経は下げたが思ったほど、個別の超下落はなし。

今日の中では特に買いたいものはないかなあ

 

<4541> 日医工           58   -162 (-73.6%) 

日医工は1株36円でスクイーズアウトを実施、上場廃止

 日医工<4541>はこの日の取引終了後、企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズJWP)が管理・運営する合同会社ジェイ・エス・ディー(東京都新宿区)を割当先とする払い込み金額の総額で200億円の第三者割当増資とともに、自社の株主を割当予定先のみとするため、第三者割当増資実施後に株式併合を実施すると発表した。1株36円でスクイーズアウト(少数株主が持つ株式を強制的に買い取る手続き)を行う。

 発表を受け、東京証券取引所は14日付で、日医工株を監理銘柄(確認中)に指定した。日医工株の同日終値は380円だった。2023年2月に予定する臨時株主総会で、関連する議案を付議する予定。同年3月頃に第三者割当増資を実施。上場廃止日は3~4月頃になる見込みという。

 日医工が発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、最終損益が548億1700万円の赤字(前年同期は145億9300万円の赤字)となった。米国子会社のセージェントグループが所有するのれん、有形固定資産、無形資産について474億1700万円の減損損失を計上。これにより9月末時点で債務超過となった。


<4178> Sイノベ         1256    -14 ( -1.1%) 

Sイノベ、今期経常を一転67%減益に下方修正

 Sharing Innovations <4178> [東証G] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比38.9%減の1億6800万円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の4億6300万円→1億2500万円(前期は3億8400万円)に73.0%下方修正し、一転して67.4%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億5500万円の黒字→8300万円の赤字(前年同期は1億9500万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は4000万円の赤字(前年同期は8600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の7.3%→-3.2%に急悪化した。


<5010> 日本精蝋          149    -6 ( -3.9%) 

日精蝋、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も2.5円減額

 日本精蝋 <5010> [東証S] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は7.3億円の赤字(前年同期は2.4億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の5.9億円の黒字→17億円の赤字(前期は4.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.2億円の黒字→18.6億円の赤字(前年同期は2.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の5円→2.5円(前期は2.5円)に大幅減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は9億円の赤字(前年同期は0.5億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.4%→-7.6%に急悪化した。


<4304> Eストアー        1311    -9 ( -0.7%) 

Eストアー、上期経常が69%減益で着地・7-9月期も62%減益

 Eストアー <4304> [東証S] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比68.9%減の1.6億円に大きく落ち込み、通期計画の12.7億円に対する進捗率は13.2%にとどまり、5年平均の51.8%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の11億円に急拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比62.0%減の1.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.7%→9.4%に急低下した。


<4935> リベルタ          582    -35 ( -5.7%) 

リベルタ、1-9月期(3Q累計)最終が赤字転落で着地・7-9月期も赤字転落

 リベルタ <4935> [東証S] が11月14日大引け後(16:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は100万円の赤字(前年同期は1億0500万円の黒字)に転落した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比70.5%増の1億6200万円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は600万円の赤字(前年同期は4800万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.9%→-0.2%に急悪化した。